あなたは、あなたが生み出している映像（仮想現実）の主役だということを認識していますか？
あなたが生み出した映像の中で、あなた以外は全員脇役です。
家族構成や名前、キャラクターなどの基本設定や、人生で避けられない出来事というあらすじ（宿命）はありますが、それ以外はあなた自身が人生の脚本を自由に演出し、自由に演じることが出来る（運命）、という大前提。
もしも忘れてしまっていたなら、もう一度思い出してみてください。
家族や親友などは出番（カルマ）が多いため準主役として何度も何度も登場するかもしれませんが、あなたは、あなた自身が生み出している映像の主役です。
もし、主役のあなた自身が、自分の映像（仮想現実）に、自分が生み出した登場人物に振り回されているとしたら、それは本末転倒かもしれません。それらの登場人物との関わりは、本当に変えることの出来ないあらすじ（宿命）なのでしょうか？
もしかすると、あなた自身の演出で、振り回す脇役を生み出し、脇役に嫌われないよう機嫌を損ねないように気を使っているだけかもしれません。脇役は、脇役の世界の中では主役となり、そこではあなたは脇役となり、脇役はあなたを振り回して主役の人生を謳歌しているかもしれません。
子供のために人生を犠牲にした、両親のために心から愛した人との結婚を諦めた、世間の批判を恐れてチャンスを逃した･･･どれも自分が決めた演出による運命の選択です。
子育てすることで多くの幸せや喜びを得るのか、子育てよりも他のことで多くの幸せや喜びを得るのか？
両親が満足するような相手と結婚をするのか、自分が満足できる心から愛した人と結婚をするのか？
これらの選択はすべて、あなた自身が演出する「運命の選択」です。
どの登場人物とどのような未来を生み出していくのか、登場人物と自分のどちらを優先するのか。
周囲の顔色を伺い平穏を保つのか、自分の望む未来へのチャンスを掴むのか、その決断はあなたの演出に委ねられています。
あなたの大切な家族や恋人、親友･･･、築き上げた地位や安心出来る居場所を手放すことは、勇気がいることですよね。それらとの関わりが長く深いほど、自分を優先したり手放したりしてまでチャンスを掴むには、不安や心配がつきまとうものです。それは恒常性維持機能ホメオスタシスが働いているため、それが普通であり、そうなるのが当たり前なのです。
ですが、あなたにとって大切な人達は、あなたが幸せになることや新たなチャレンジの足枷になろうとしているでしょうか？
もしかすると、あなた自身が「きっと○○だと反対するだろう」「絶対に△△だと言いそうだ」と、登場人物を演出しているだけかもしれませんよ。
そして、それらを理由に、自分が手放せない理由、自分がチャンスを掴めない言い訳にしているのかもしれません。
変化への不安を手放した先には、今までのあなた自身の枠組みの中では到底得られなかったような、満足感と幸福感の高い人生が待っています。
アメリカのコンサルティング会社CEOのビル・パーキンス氏の著書には「人生で後悔することランキング」について書かれています 。
人が死ぬ前に後悔することの第1位として、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」という自責の念が挙げられていたそうですよ。
さて、まだあなたには、死を迎えるまでの時間があるのではないでしょうか･･･？
あなたの人生は、あなた自身の潜在意識が生み出している映像（仮想現実）です。
ヒーリングを通じて潜在意識を活性化させることで潜在意識が活性化していればいるほど、理想に近い映像を生み出すことができます。
そして、あとはあなたが、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きること」なのかもしれません。
自分が生み出した映像の中の、自分が生み出した登場人物のために、自分の世界そのものをむだにする･･･なんだか変な話しですよね。
登場人物よりも活性化された潜在意識で、主役のあなた自身が主役である自覚を持ち、どのような未来を望んでいるのか明確にすることで、あなたが生み出す映像（仮想現実）は大きく変化していきます。
まずは自分自身を主役として幸せにすることで、登場人物たちにも変化が現れ、最終的に周囲の登場人物にもポジティブな影響を与えるのです。
幸せそうな人の周りには幸せそうな人が集まり、文句の多い人の周りには文句の多い人が集まります。それは偶然ではなく、あなた自身の意識が映し出す投影なのです。
あなたの人生の主役はあなた自身です。そして、あなたが自分の幸せを選ぶことで、その幸せが投影となり、あなたが生み出した映像の登場人物たちも幸せに満ちた存在となるのです。
目の前に広がる世界は、ただそこに存在しているのではありません。
あなた自身が演出を決めて生み出した映像なのですから、ヒーリングを活用して理想の映像を生み出し続ける･･･ということは、それほど難しくはない、私はそう考えます。
そして、2025年の前半に一気に状況を動かしたい方には「急好転の術」を、年の初めに決意した心が揺らいだり、忘れてしまいそうな方には「新年の抱負の術」が助けとなるかもしれません。
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